+--2009年11月01日--+

「殺人にうってつけの日」ブライアン・フリーマントル

殺人にうってつけの日」読了。

元CIA所属でKGBに情報を流していたスパイ・メイソンと、彼の連絡担当をしていたKGBのスパイ・ソーベリ。ソーベリはメイソンの妻・アンと恋仲になり、メイソンのスパイ行為をアメリカに密告して、アメリカに亡命、証人保護プログラムによって、現在はスレイターという名前に変えて暮らしている。

スレイターとアンは平穏な暮らしを送っていたが、メイソンの服役が終わり、スレイターへの復讐を図る。アンが復讐に怯える中、スレイターも半信半疑ながらも影響を受けて不安になる。さて、復讐計画の行方は、、、という小説。

原題が"TIME TO KILL"というこの小説、邦題があまりよくないのですが、殺すべき「日」というより「タイミング」なんですよね。殺人を企む者、標的となった者、その周りを取り巻く者にとって、このときなら対処できる、このときなら責任逃れできる、このときなら手柄にできる、、、などなどのタイミング。

自分の意思で行動しているつもりなのに、実は誰かに踊らされている、というのはスパイ小説だけかと思いきや、気付いていないだけで自分も誰かにそうされていたりして。。。

殺人にうってつけの日 (新潮文庫)
殺人にうってつけの日

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