+--2008年08月16日--+
「1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶」

「1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶」
この写真集、1960年台の東京が写っているという回顧的意味とは別に、池田さんのアングルというか姿勢というか、撮るぞ!!って感じではなく、そっと撮っている印象がすごくいいです。
いや、東京オリンピックで変わりゆく前の姿を残しておかねばと思っていらしたことは確かなのでしょうが、さすが図書館の人(写真を撮った池田氏は都立日比谷図書館にお勤めの方)というか、プロの写真家や報道カメラマンが撮った写真よりカメラマンの主張が出ていないんですよね。どの写真も、立ち止まってちょっとそこの様子を見ている感じで、見ているこちらもそんな気分になってくる。
巻末に松山巌が『池田がこれらの写真を撮ったころ、自分はちょうど高校・大学を過ごしたときで、自分にとっての60年代は四大公害があきらかになり、キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争、文化大革命と騒々しかったのに、池田の写真からは静かさ・落ち着き・奥行きを感じる』という内容のことを書いているのですが、本当にそうなんですよね。う〜ん、私もそんな風に今の時代を捉えていきたいところです。
写っている東京の風景も、他の写真集では見たことなかった(といっても、私の見た冊数はたかがしれていますが)ものがいろいろあって、特にワシントンハイツの写真は初めてみたので、おぉ〜と思ってみていました。
ところで、ここに載っている写真、どこかでみたことあると思ったら、毎日新聞がやっているクイズ昭和の記憶はこの本の写真を使っているんですね。こちらのサイトは、毎回一つの写真を「この場所はどこでしょう」というクイズにしているのですが、正解をクリックするとその場所の今の様子が見られるので、既にこの写真を見て答えを知っている人でも、今と比較できるという意味でお勧めです。
この記事へのコメント
1. Posted by ヘビーユーザー
2008年08月17日 23:56
毎日の「昭和の地図」もスバラシイですね
はまりそう…
はまりそう…
2. Posted by 一円
2008年08月18日 00:19
申しわけありませんがこの本の話題が出た際のコメントを貼り直させてください。
1. Posted by 一円 August 09, 2008 10:53
Takeniさん、本の紹介の仕方がいい加減でお手数を掛けました。きっと私が見たのもそれです。いや、実は姉が借りてきたものを一覧しただけなので、それで綾麩屋(アヤシゲさんに倣ってみました)なんですね。
昔叔母の一人が大島の都電専用軌道の出口の向かい側辺り(今の緑道公園の南側の続き。4丁目2番地らしい)に住んでいて、蕎麦屋をやっていました。都電が走っている頃に2度くらい行っていますが、とにかくもう大昔としか言えません (^^; ほとんど覚えていませんが、写真集は見ると懐かしいです
1. Posted by 一円 August 09, 2008 10:53
Takeniさん、本の紹介の仕方がいい加減でお手数を掛けました。きっと私が見たのもそれです。いや、実は姉が借りてきたものを一覧しただけなので、それで綾麩屋(アヤシゲさんに倣ってみました)なんですね。
昔叔母の一人が大島の都電専用軌道の出口の向かい側辺り(今の緑道公園の南側の続き。4丁目2番地らしい)に住んでいて、蕎麦屋をやっていました。都電が走っている頃に2度くらい行っていますが、とにかくもう大昔としか言えません (^^; ほとんど覚えていませんが、写真集は見ると懐かしいです

3. Posted by
Takeni
2008年08月18日 00:28
「昭和の地図」、町名移り変わりが時代ごとにわかるかと思いきや、さすがにそれは無理で昭和30年代の地図が薄くなったり濃くなったりするってことなんですね(笑)。
これは確かにはまります。
いつぞやのYahoo!の古地図のサービスのように期間限定ではないのがいいですね。
これは確かにはまります。
いつぞやのYahoo!の古地図のサービスのように期間限定ではないのがいいですね。
4. Posted by
Takeni
2008年08月18日 00:39
>一円さん
あら、私、前のコメントにお返事したつもりだったのに、してないですね。大変失礼いたしました!
この写真集、タイトルこそ「路面電車」「水の都」とついていますが、それらに関わらず広く東京を撮っていて、すごく面白いです。
あら、私、前のコメントにお返事したつもりだったのに、してないですね。大変失礼いたしました!
この写真集、タイトルこそ「路面電車」「水の都」とついていますが、それらに関わらず広く東京を撮っていて、すごく面白いです。
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